門トス鉄道フェス2024 終了
- 鳥栖未来計画
- 1月2日
- 読了時間: 3分
新年あけましておめでとうございます。本年も良い1年となることを期待し、私たちも活動に精進してまいりたい所存です。今回は昨年12月に開催された「門トス鉄道フェス2024」の振り返り記事です。
|「門トス鉄道フェス2024」とは
本展示は鉄道カフェ「門トス」をの経営者で、鳥栖に鉄道資料館をつくりたいと願いながら今年5月に逝去された田中伍夫さんを追悼する目的で市民有志により計画された展示です。鳥栖駅協力の元、鳥栖駅構内の施設を臨時の鉄道博物館に見立て、大型の鉄道模型や鉄道関連の資料展示、中学生や高校生の作品展示を行いました。
弊団体は「これからも鉄道の町 鳥栖」をテーマに2023年1月に開催した「遊覧飛行 ~鳥の目線から見るまちづくり~」の展示内容を一部再構成する形で出展したほか、会場デザインの一部を担当しました。今回の展示において新たな提案パネルの追加は行いませんでしたが、以前の佐賀大学美術館展示やフレスポ鳥栖での展示でご好評いただいておりました、3Dプリンターを用いた鳥栖駅周辺の市街地模型2点を展示しました。

|展示の様子
本展は5日で約500名の方にご来場いただきました。鳥栖市民のみなさまだけでなく、名古屋や大阪から乗りかえの際にご来場いただいた方もいらっしゃり、毎日にぎやかな会場となりました。お子さまはNゲージの鉄道模型を楽しんだり、ご年配の方は国鉄時代の鉄道資料をご覧になり往時の鳥栖駅をしのんだりと、それぞれ思い思いの時間をお楽しみいただけたことかと存じます。




|ご来場いただいた方の声
ご来場いただいた方を対象に来場者アンケートを実施しました。約180名の方からご回答をいただき、本展へのご感想やご意見、今後の鳥栖駅整備方針に関するご意見をお寄せいただきました。ここでは本展をご観覧いただいたみなさまのお声を一部お届けします。
以前鳥栖に住んでいました。(ただ今帰省中)新聞でこのイベントを知り、短い時間ではありますが、立ち寄らせていただきました。子供が電車好きだったこともあり、10数年住んでいた鳥栖にとても愛着があります。もしまた機会があれば寄らせていただきたい心温まるイベントだと思います。(40-50代 女性)
鳥栖市に住んでいながら街の歴史を知る機会がありませんでした。改めて資料を読んでいくにつれて、この鉄道の街の果たした効果が市に限らず九州の発展に大きかったことを知りました。子供達にもこの歴史をしっかり教えてあげたいと思いますし、これから数十年後の鳥栖がどのように発展していくか楽しみです。たくさんの方々がこんなに鉄道を愛し大切にしていらっしゃることに感動します。記念館のようなところができて、いつでも展示物を見ることができるといいなと思います。ありがとう。(70代以上 女性)
私は小学生の頃から鳥栖に住んでいますが通学くらいしか鳥栖駅を利用したことがなく、子供が産まれて電車好きに育ち、それから私も電車・鳥栖駅が好きになりました。5日間だけでなく、どこかでこれからも資料館的なものが続いてもらえたらと思います。(40-50代 女性)
|今年も開催予定!
今年からは「鳥栖鉄道記念館」として常設の鉄道記念館設立を目指し、市民有志で活動しています。弊団体も会場デザインやSNS広報、都市分析等においてこの活動に参画しています。現在は今年12月を予定した「臨時 鳥栖駅鉄道記念館」の開催に向けて準備を進めています。また、準備が出来次第、鳥栖駅鉄道記念館事業への個人協賛・企業協賛の募集を実施予定です。今後のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。